フジ子さんの本の第２弾が出版されました！
2000年4月28日発売
初出版の「奇蹟のカンパネラ」が好評で、ファンからの要望が多かったようです。こんなにかわいい本ですから、ファンでしたら、必読ですね！
今回もフジ子さんの描いた絵が盛り沢山！表紙の絵も雰囲気があって、とても素敵ですが、「幼い日のスタイルブックから」と題して、子供のころ、着ていたお洋服を描いていたフジ子さんの色彩感覚にはびっくりです。とてもカラフルなお洋服なのに、決してはではでしくなく、華やかな中にも清楚で気品があって、今でも十分に着てみたいと思うフジ子ファンのお子さんがきっといることでしょう。「ミッキーの模様の洋服」なんて書いてあって、とてもチャーミングです。お母さまが着せてくださったお洋服を大切にしていた想いがあふれていますね！
ピアノに向かって、一心不乱に弾くフジ子さんのリサイタルでの表情。自宅で猫ちゃんとくつろいでいる微笑ましいフジ子さん。一人、物思いにふけっている表情、、、とフジ子さんはそのとき、その場でまったく違う表情なのですが、どれも、気持ちがそのまま写真に現れていて、とても魅力的です。
どれもフジ子さんなのに、どれも違うフジ子さん。
舞台で着飾っていても、心を飾ることなく、そのままのストレートなフジ子さんに私たちは、理屈ぬきで引き込まれていきます。ありのままをピアノの音に託して、弾く姿に神々しさまで感じるのです。
この本にはさる4月9日のサントリーホールでのリサイタル風景が載っています。素敵なドレスに身を包み、はにかむようにニコっとわらう彼女。
ラファエロの天使のようだと感じたのは、、、私だけでしょうか。