２月１２日午後６時４５分からの、個展の放送は「首都圏ニュース」という、関東甲信越のローカル番組で流されました。当初は、全国ネットのニュースだと信じていましたので、掲示板で速報した為に天気予報までご覧になって、ガッカリされた方も多いと思われます。そして、こころは雨模様・・・。広島の風さん、まめさん、おおん勘弁して下さい。せめてものお詫びに、恒例の「文字ニュース」で再現いたしますので、へこんだ分を復活させて下さいね。
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（若い男性アナウンサーが、ニュースを伝える）
「スウェーデン人と日本人との間に生まれ、無国籍の難民としてドイツで音楽を学んだ、ピアニストのフジ子・ヘミングさんが描いた水彩画などの展示会が東京で開かれています。」
（「ピアニスト フジ子・ヘミング展」のタイトルが画面下に出たあとで、画面は展示会場の中の様子が映し出される。展示された絵を熱心に見つめる方々）
「ピアニストのフジ子・ヘミングさんは、スウェーデン人の画家の父と日本人のピアニストの母の間に生まれ、日本国籍が得られないまま、無国籍の難民としてドイツに留学し、耳の障害を乗り越えながら人気ピアニストとして知られるようになりました。」
（画面には「ノクターン」というタイトルの絵・・・（「ピアノがあって、猫がいてフジ子・ヘミングⅡ」の表紙・・・「魂のピアニスト」の後ろに掲載されているピアノを弾いている絵）などが映し出される。）
「東京中央区にある画廊で開かれている展示会には、フジ子さんが日本で母親と二人で暮らしていた少女時代から、ドイツ留学時代、そして日本に帰国後、ピアニストとして有名になった最近までに描いた水彩画や絵はがきなど、およそ５０点が展示されています。」
（画面には「スウェーデンのクリスマス」というタイトルの絵・・・アッコさんの「展覧会の絵」のページの上から５枚目の左側の絵がアップで映し出される）
「このうち、スウェーデンのクリスマスという水彩画は、ピアニストとして知られるようになる前のフジ子さんが、指揮者のカラヤンなど、音楽関係者に送ったクリスマスカードで、皮の服を着た女性がトナカイに乗って空を飛ぶ姿が描かれていて、ピアニストとして有名になりたいという願いが込められています。」
（画面には「おさらひ」というタイトルの絵・・・「フジ子・ヘミングⅡ」４４ページ参照・・・がアップで映し出される）
「また、「おさらひ」と題する鉛筆で描かれた作品は、フジ子さんがドイツでピアノの教師をしていた頃に描いたモノで、楽器の練習をするこども達を、暖かい目で見つめるフジ子さん自身の姿が表現されています。作品には数奇な半生を辿ったフジ子さんの、その時々の心境をあらわしたモノが目立っています。この展示会は今月２４日まで東京中央区の「ギャラリー銀座一丁目」で開かれています。」最後に展示された絵を見つめる方々と、展示されている多くの絵が床に近いローアングルからの撮影で映し出されて、次のニュースに変わりました。
たかしさん、みごとな「文字ニュース」ありがとうございます。首都圏でしか放送されなかったんですね。全国のみなさんへ見ていただきたいというたかしさんの思いが伝わってきます。展覧会へ駆け付けたくなる「文字ニュース」ですね！フジ子さんの絵がみなさんを呼んでいるような気がします。