プログラム
ドビュッシー
「帆（ヴェール）」「西風が見たもの」
「亜麻色の髪の乙女」
ショパン
ノクターン「Ｏｐ．9−2」「Ｏｐ．15−2」
バラード「第1番Ｏｐ．23」
即興曲「第3番Ｏｐ．51」
エチュード「木枯らし」「遺作Ｏｐ．posthume」
「革命」
（休憩）
スクリャービン
「前奏曲（5曲）」
リスト
「ため息」
「小鳥に説教するアッシジの聖フランシス」
「ラ・カンパネラ」
（アンコール）
シューマン「トロイメライ」
リスト「ハンガリアン・ラプソディ」「愛の夢」
モーツァルト「トルコ行進曲」
ブラームス「ハンガリアン・ダンス」
会場は最初から、息をつめたように静まりかえり、皆さん、今この時の幸せを噛みしめるかのように、フジ子さんのピアノに身を任せて、聴きいっていました。フジ子さんは、聴衆の多くがクラシックに馴れていらっしゃらないのを、フォローするかのように、（拍手はここで。と）曲が終わると、姿勢を正されたり、頂いたブーケをピアノの右端に、聴衆に向けて置かれたり（次の曲に差し障りがあるため一端下に置かれたブーケを最後に椅子の上に丁寧に置かれ、両手を合わせてありがとうのポーズをされました）、アンコールの途中で、後2曲ね！というように指でチョキをされたりと、とてもキュートで素敵でした。もちろん演奏も素晴らしく、「ラ・カンパネラ」「ハンガリアン・ラプソディ」に至ると、あちこちで目頭を押さえる姿が・・（自分もでした）フジ子さんのこぼれんばかりの大きな愛を頂き、何とも穏やかな、幸せな気持ちになりました。フジ子さん、どうもありがとうございました。
冬景色さん、名古屋でのコンサートよかったですね！言葉にはできない感動が伝わってきます。その場にいなくても、こうしてフジ子さんのピアノを感じとてもうれしいです。ありがとうございます！